大切な身内を亡くされた後、何も手につかず、食事を取る気にもならないなど、長い時間悲しみにふける事でしょう。しかし、ずっとそう状態で良いわけもなく、残された人にも自分の生活がありますので、いつかは心を立て直して元の生活に戻れるようにしなくてはいけないのです。そういった自己で行う心のケアをグリーフワークと呼んでいます。大切な身内と死別した後、喪に服す期間としておめでたい言葉をかけることや年賀のあいさつを控えたりしますが、これもグリーフワークのひとつです。喪に服す期間は人それぞれで四十九日までの人もいれば、自身が亡くなるまで喪に服す人もします。遺品整理の作業もグリーフワークのひとつです。故人の遺品を一つ一つ整理をしながら、故人との別れを偲び、自身の気持ちを整理していくのです。遺品整理を業者に依頼して、処分しないで形見として残しておけばよかった等と後悔するのは良くあることです。なので遺品の整理もグリーフワークとしてゆっくりと時間をかけて行う事をオススメします。時間がかかっていいので、気持ちの整理をしながら遺品整理をしてください。
